1 基本方針    人々が生活していく上で生じる課題は、介護、子育て、障害、病気等にとどまらず、住まい、就労を含む役割を持てる場の確保、教育、家計、そして孤立など、いわば「くらし」と「しごと」の全般まで及んでいます。
 国においては、日常生活圏域に着目した地域包括ケアシステムの構築や生活困窮者自立支援制度などの取り組みが進められており、今後は、これらの制度を包含し、更に深化させることで、子ども、障害者、高齢者など全ての人々が地域、暮らし、生きがいを共に創り、高め合い、支えて側と受け手側に分かれるのではなく、誰もが役割を持ち、活躍できる「地域共生社会」の実現を目指しています。
 小城市社会福祉協議会は、平成293月に策定した「第3次小城市地域福祉活動計画」で、行政並びに福祉関係機関を始め、全ての市民が計画的かつ継続的に地域福祉活動に参加し、真に市民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることのできる健康と福祉のまち小城市の実現を目指すことを宣言しています。
 また、第3次小城市地域福祉活動計画策定から2年目となることから、計画の継続的な周知はもとより、活動計画に掲げた基本目標実現に向けてより具体的に活動を推進していきます。
 地域福祉の推進を主体的に担う本会の役割として、高齢者や障害者、子育てなど幅広い視点での対応が求められていることから、多様な地域の福祉課題やニーズを捉え、地域課題の解決に住民自ら取り組むための支援を行っていきます。
 さらに、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを続ける、いわゆる日常生活圏域に着目した地域包括ケアシステムの構築に向けては、地域ケア会議等への参加を通して地域ニーズの把握や関係団体とのネットワークづくり、行政との連携を深め、本会がその役割を担えるよう関係団体と連携した取り組みを進めます。
 また、複合的な課題を抱える方々に対する包括的な支援については、平成29年度に「小城市生活自立支援センター」を社会福祉協議会内に設置しました。
 生活困窮者の自立支援や見守り支援事業など総合的な相談支援を他機関と連携を強化し進めていきます。本会においても、組織機能の充実、経営基盤の強化等に取り組むとともに、職員の人材育成、効果的な広報活動、及び会員増強等による財源の確保を図り、地域における公益的な取組みを推進していきます。
2 重点目標  

1 第3次小城市地域福祉活動計画の推進
   「第3次小城市地域福祉活動計画」策定から2年目となることから、着実な事業展開に
  努めます。

 2 支援を必要とする世帯・個人への取り組み
   本会では高齢者や障害者、子育て世代等の方が、自分の住む地域で健康でいきいきと
  暮らしていけるよう既に実施しているサロン事業を柱に、民生委員・児童委員、ボラン
  ティア団体、区長会、地域婦人会、市民等関係機関と連携して、住み慣れた地域での支
  援体制づくりに取り組みます。
 

 3 社会福祉協議会で実施している事業の周知徹底と自主財源の確保
   自分たちが地域の福祉を支えているという意識を醸成するため、社協だより「絆」や
  ホームページで積極的に情報を発信するとともに、出前講座等での福祉学習を展開して
  いきます。また、会員の増強と広告料収入、共同募金配分金等自主財源の確保に努めま
  す。

3 各区分別事業
法人運営事業

  ○理事会・評議員会の開催
  ○社協団体会員・賛助会員の加入促進
  ○社協戸別会費の納入協力依頼
  ○日本赤十字社の事業促進と会費募集
  ○香典返し寄付者への弔慰品(線香セット)寄贈
  ○赤い羽根共同募金の推進(10/1〜12/31)
  ○社協だより(広報誌)の発行(年6回 奇数月)
  ○ホームページの充実

地域福祉活動事業

  ○老人福祉活動
   ・ひとり暮らし高齢者への支援(小城市温泉バス旅行)
   ・ひとり暮らし高齢者緊急連絡先の調査
   ・老人クラブ連合会活動への助成
   ・福祉サービス利用援助事業の実施
  ○身障福祉活動
   ・手をつなぐ育成会への助成
   ・身体障害者福祉協議会への助成
  ○児童福祉活動
   ・児童遊園地施設整備(新設・補修・撤去費)への助成
   ・新生児への誕生記念品の贈呈
  ○母子・父子福祉活動
   ・母子・寡婦福祉連合会への助成
  ○ボランティア活動
   ・ボランティア相談コーナーの設置(登録、斡旋、調整)
   ・小城市ボランティア連絡協議会への助成・支援
   ・小学校・中学校・高校のボランティア活動への助成・支援
   ・小城市ボランティア活性化補助事業
   ・ボランティア入門講座の開催
     ※ひとり親家庭支援ボランティア養成講座
     ※読み聞かせボランティア講座
     ※生活支援ボランティア講座
   ・災害時講演会の開催
   ・ボランティアスクールの開催
  ○福祉教育・援助活動
   ・小城市福祉大会の開催
   ・地域自主ふれあいサロンへの助成
   ・保護司会・遺族会・原爆被爆者友の会への助成
   ・弁護士無料法律相談所の開設(毎月1回、各町回し)
   ・小城市民生委員児童委員連絡協議会への協力支援
   ・単位民生委員児童委員協議会への協力支援

福祉資金貸付事業

  ○県社協生活福祉資金の相談受付
  ○小城市社協福祉資金の貸付け・償還
市受託事業

  ○南部(牛津・芦刈)生きがいデイサービス事業(ひまわり)
   ・元気アップ教室(4月〜9月)
   ・フォローアップ教室(10月〜3月)
   ・生きがい活動支援
   ・地域住民との交流会
   ・高齢者見守りキーホルダー作成の声かけ
   ・デイサービス事業の周知
  ○軽度生活支援事業
   ・地域ケア会議への参加
   ・高齢者見守りキーホルダ作成の声かけ
    ※地域生活応援業務(見守り活動)
  ○身体障害者移送サービス事業(福祉有償運送)
  ○愛の一声運動推進事業
  ○ふれあいサロン事業(保健福祉センター・地区公民館で開催)
   ・相談支援(ニーズ把握、つなぎ支援)
   ・市民ボランティアとの連携・発掘
   ・ふれあいサロン認知症研修会の開催
   ・認知症サロンの交流の場、通いの場作り
  ○子育て相互支援事業(ファミリーサポート・センター事業)
   (子どもの一時預かり、送迎、家事支援など)
   ・軽度の病気・病後児の託児
   ・育児サポーター養成講座及び研修会の開催
   ・利用料補助
  ○地域子育て拠点事業(気軽に集える場の開設)
    (桜楽館:毎週月・水・金曜日) ひまわり:毎週火・木曜日 実施))
   ・子育て学習プログラムの開催
   ・子育ての悩み相談(随時)
  ○小城保健福祉センター「桜楽館」の管理・経営
  ○芦刈保健福祉センター「ひまわり」の管理・経営
  ○高齢者生きがいづくり講座の開催(7講座)
    生花、水墨画、レザークラフト、短歌、健康マージャン教室(各町会場)、園芸教室、写真教室 
  ○小城・多久障害者相談支援センター事業(桜楽館に設置)
   ・障害者相談支援事業(相談、情報提供、生活支援など)
   ・地域生活支援拠点事業(相談など)
   ・障害者虐待防止センター事業(虐待の相談など)
   ・指定特定相談支援事業・指定障害時相談支援事業(利用計画の作成など)

  ○生活自立支援センター事業(生活困窮者自立相談支援事業)
   ・相談窓口の設置
   ・自立支援計画の策定
   ・関係機関等との連絡・調整
介護保険事業

  ○居宅介護支援事業(ひまわりに設置)
   ・相談援助、ケアプランの作成、サービス調整、定期訪問、モニタリング、
    更新認定調査、住宅改修支援、介護請求等など 
中部広域連合受託事業

  ○地域包括支援センター事業

    小城市南部地域包括支援センター(愛称:おたっしゃ本舗小城南  ひまわりに設置)
     ※牛津町・芦刈町の高齢者等を対象
   ・介護予防ケアマネジメント事業
   ・総合相談支援事業(相談、関係機関との連携支援)
   ・権利擁護事業
   ・包括的・継続的ケアマネジメント支援事業
    ※小城市南部地域ケア会議の開催
    ※小城市南部地域ケア個別会議の開催
    ※小城市南部サービスネットワーク部会の開催
   ・生活支援体制整備事業
   ・認知症総合支援事業

平成30年度 事 業 計 画